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認知症に対する対応

認知症の早期気づき

認知症は、治すことはできませんが、進行を遅らせることは可能です。認知症であることを早期に認識し、家族と共有することが非常に大切です。



物忘れと認知症の境界線[1]

物忘れと認知症の境界線はどこにあるのでしょう。例えば、


Q.2階の部屋に物を取りに行ったが、取りに行ったものを忘れてしまったことがありますか?


これは単なる物忘れです。では、以下はどうでしょう。


Q.二日前の晩御飯の献立を覚えていますか?


この問いに答えられなくても認知症とは言えません。これも単なる物忘れと言えます。では、以下はどうでしょう。


Q.二日前の晩御飯は誰と何処で食べたでしょう?


この問いに答えられない場合は認知症の可能性があります。食べた献立は短時間の間の事象ですが、誰と食べたか、何処で食べたかは食事の間記憶されるある程度長い時間の事象になります。これらの記憶が思い出せない場合は認知症の可能性があります。


認知症の早期気づき[1]

人は認知症であることを認めたくないものです。認知症は完治することはないですが、適切な処置をすることで進行を遅らせることは可能です。本人も周りの家族も認知症であることを早期に発見することが大切です。


Q.最近のニュースはどんなことがありましたか。どんなニュースが印象に残っていますか?


この問いに、

  • 最近に気になるニュースはない。
  • 忙しくてニュースを見ていない。

など、実際のニュースを答えない人は認知症の可能性があります。認知症の人は短期記憶が欠損するため、最近のニュースを思い出せません。 しかし、その事を他人に気づかれたくないというプライドが邪魔して取り繕ってしまいます。 認知症の患者は、『最近の出来事』から忘れてしまうことが日常茶飯事になってしまい、上手に取り繕う訓練ができています。周りの人に、そうかなと納得してしまう答えを用意してしまいます。 先ほどの問いに対する答えのように、取り繕いの兆候がある人は認知症の可能性あります。

認知症のサイン[2]

認知症を発症しているサインは、記憶障害、物忘れ、味覚障害の3つだそうです。特に初期症状で顕著なものが、味覚障害です。 辛いものが凄く好きだった人が、急に甘いものを好きになったり、女性の人で料理を作る際、料理の味付けが急に変わることがあったら認知症の可能性があります。



認知症の家族の対応[1]

家族は認知症の当人が単なるボケなのか、認知症なのかを正しく判断する必要があります。 認知症の当人は、自分が認知症であることを認めたくありません。家族の前では、認知症を隠すために様々な取り繕いを行います。 こんな場合、上記のニュースに関する質問を行うことでその兆候を見つけることが可能となります。 認知症は記憶が欠けていても感情の部分は残っていることが多いのでキツイ言い方をされると会話の内容を忘れても嫌なことを言われたという感情だけは残ってしまい、状況が悪化する場合があります。





[1]テレビ朝日 林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル 2015年09月08日

[2]TBS ジョブチューン 2015年07月04日

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